薄手の春コート

monna88882013-03-13

西武新宿のペペという駅ビルで、冬の終わりからジットリと探し続けていた薄手のコート、ようやく出会って買いました。シャツを少し厚くしたほどの張りのある生地。とにかくずっと探していたので最初は鮮やかな色、だんだんと妥協して最後は高校生に戻ったかと言うようなステンカラーコートを買いかけて止めて、まだウロウロしていると笑顔が可愛い店員さんが、一生懸命探して持ってきてくれたのです。・・・パッと見た瞬間、ウンコ色じゃないの、そして形もオバハンっぽいじゃないのと羽織る氣も失せながらも、全身土色の人覚悟で羽織ってみたところ・・・あら?細く見える。そして軽い。顔の色よりも少し濃い茶色を着ると、かえって顔の色が良く見えると1センチほど飛び上がって喜びました。押さえた喜びでも伝わったのか、お店の女の子も、私も嬉しいですと、富士山のような笑顔、人が喜ぶことが嬉しいという顔でした。これはもう、コロンボみたいにずっと着ているつもり。カミさんがね☆

次元上昇日記 (幻冬舎文庫)

次元上昇日記 (幻冬舎文庫)

次元上昇日記。辛酸なめ子すごい。これまでの本とまた違う面白さ、ひとつ次元上昇しているようでした。

あまりの突風で、朝方干していた布団が危うく吹っ飛びそうになるのを寸でで押さえつける。そして、図書館へ行ってネジャンタンを食べて八百屋兼魚屋で菜の花とイワシを買う。それからゴソゴソと家の中を動き回って、昼寝する。またゴソゴソと出かけて買い忘れたものを買って、スーパーの前に停めていた自転車に倒れ込んでからまっていた自転車を起こそうとしていると、側にいたゴリゴリのヤンキー若者が小さな声で大丈夫スカと言いながら自転車を起こしてくれました。若者はあまりにも自分がヤンキーっぽいから、突然声をかけたら申し訳なさそうな感じで遠慮がちに助けてくれたのです。ありがとう、お陰で年末のトラウマも溶けたよ、心の中でそう思いながら案外私もしつこい性格だな、と自分を浄化しつつ、世界中の若者に幸あれ!と自転車を漕いで突風に吹かれまくって水漏れしないアパートへ帰りました。