しゃぶサラダごはん

赤札堂で、水菜３わが３０円でした。ゆでた豚肉と、９８円のサラダ菜と、冷蔵庫に漬けておいた秘伝豆とガッテン玉ねぎドレッシングと。口の中でよく噛んで混ぜて味わって。

ペーパーボーイ (集英社文庫)

ペーパーボーイ。このタイトル！映画では新聞屋と訳されていました。評判のいい映画、自分の手の平にアメリカのミステリー文庫を乗せて、めくりながら読んでいるかのような感覚です。終わってみればとても単純だけれど、あれほど恐ろしい殺人シーンを観たことはなかった、そう思いました。ちょっとしたことが、大きなことにつながってしまう、そう教えてくれるミステリーです。

映画館のお客さんたちは、結構キッツイ人が多いけれど、今日もＴＰの隣りに座った人は保冷バッグに缶ビールを６本詰め込んで、自宅で仕込んだらしいお茶をペットボトルに詰めていて、映画の間中、お遍路さんのような鈴の音をチリンチリン鳴らしていて、途中で携帯電話が鳴っていて。新宿の新聞配達屋さん、タイガーマスクのお面をかぶった人が今日も映画館へ来ていました。ここぞ！という映画には、必ず参上しているタイガーマスク、これまで何十回も映画館で出会っていますが、なかなか話しかけることができません。いつか、映画について話しかけてみたい、そう夢見ています。