ゴロゴロとテレビをつけて本など読んでいると、玄関ドアがドンドンと叩かれました。出て見ると下の階のＧさんとアパート専属の大工さん。どうやら１階の台所の壁あたりから水が漏れているそう。まず我が家のシンク下を見て、みんなで１階に移動して天井裏を見て、２階から漏れているのではないことを確かめます。
大工さんが「おたくさんも覗いてみな」こんな機会は滅多にないからと言うので、脚立を上ってシンク上に立って、脚立の上に踏み台が乗せられるのを待って、その上の板に乗って、天井裏に頭を入れて見てみました。懐中電灯を照らすと、梁から水が出てる？また上の階の我が家へ移動してシンク下を見て。大家さんまで来てみんなで原因がわからないと頭をひねって途方にくれていました。
ふと、私がもう一度覗かせて欲しいと今度は写真を撮りながら、上半身まで潜り込んで水漏れ部分を手で触ってみると、どうやら梁の裏から流れているよう、その先の水道管からは一見、水漏れはなさそうでしたが、ティッシュを当ててみるとすぐに濡れました。漏れてる！そう宣言します。みんなの拍手の中、ヒーローのように脚立を降ります。大工さんが原因はわかったけど、さあどうするかだ。下からだと自分では手が届かない。上の床をはがすと大事になる。おたくさん・・・やってみる？大工の弟子入りを打診されましたが、少し考えて、水道管の修理は大変そうだし、天井裏は少し怖いし、明日も仕事があるのでお断りしました。
脚立を降りるとＧさんが、おでこと腕がマックロだよ！と教えてくれました。
