女子力アップ中のお勤め先で、女子たちのがんばりに胸を打たれることが多いのは、生きる喜びのベスト8には入るのかも知れません。今日も、入ってまだ1年にもならない2人ががんばっている姿を目にしました。ちょっとしたお喋りのときに、私のダウンジャケットのポケットに入っている傘を見て「わぁ、傘が入ってる」と氣づいてくれたので嬉しかったのです。天氣予報が雨でも、私は手ぶらで通勤すべく実験と工夫を重ねているその努力を見つけてもらえる嬉しさ。何だろう、この嬉しさは。目を向けてもらうだけで、場合によっては目が合ってほほえんでもらうだけでも、家族ならそっとさすってもらったり、この世にいない人なら思い出す瞬間や、夢で話しかけてもらった瞬間、そんなささいなことで生命力は盛り上がるんだと実感しました。同時に、無理に氣をつかって面倒をみたり、義務で連絡を取ったりすることは生命力を盛り下げるのかもと思いました。なので、若手のX君が下ろしたばかりの1万円を無くした話しを聞いても、カンパをしませんでした。グッとこらえて。だって普段からスマホの新機種に食いつき過ぎ、お金を使い過ぎだから!
- 作者: 枡野俊明
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/05/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今日ふと、お仕事の中で感じる憎々しい感じを、今捨て去って退職したからって、私の中の憂鬱さは残るんだなぁと空から降ってくるように感じました。毎日が憂鬱でゆううつでユウウツでならなかったけれど、昨日思い切って出社してすぐに家に帰ったことで、何かが変わったのかも知れません。昨日は久しぶりのピカピカの一日でした。無理に楽しいフリをしたり、元氣なフリをしなくても、じっとユウウツの中に身を沈めて、誰かのせいにしないで自分に話しかけているだけで回復できることも、あるもんだなぁと感じることができた一瞬でした。願わくばこの一瞬が永遠に続いてくれたらいいけれど。年末ですもの!
TPが、年末の残業続きの毎日に、氣持ちを切り替える時間が1時間以内で欲しいと言って、ツインピースのDVDを借りてきていました。ブーワッ、ジャブーワッの音楽を耳に、これから一日一話、ドラマの世界に入って行くのが楽しみです。昨日はその第一話を流して、全員が個性ギラギラの登場人物、それなのにすごく身につまされるのが不思議、今さらのツインピークスデーです。