新しい街へ

monna88882014-03-12

定休日。お勤め先の引っ越し先へ、朝のラッシュの練習に行ってみました。ドキドキ。乗り換えの駅で戸惑います。逆流するシャケ。少し前のお昼休みにも行ってみた場所が、朝は違う顔をしています。小倉さんを少し観て出発したのに、駅中の立ち食いソバ350円を食べても間に合うことがわかった!すぐ近くの葺城稲荷神社をお参り。砲弾を見て何じゃこりゃ。そして駅の上にはスタバとツタヤ本屋さんが!感謝を込めて文庫を買います。これで、生きて行けるかも知れない。神社と本屋があるだなんて、私は何て幸せ者なんだろうと空を見上げます。この街で働くことができる喜びに深呼吸。ヤッター!


そこから歩いて道路を渡ると、スポーツ新聞のあるオヤジ喫茶店まで。早速入ります。近所の人たちが新聞片手に朝のコーヒーを飲んでいる光景で胸がキュンキュン。こんなにドキドキせずにただゆったりした氣分は久しぶりです。そしてまた歩くとどーんと東京タワーが道の間から見える。通りすがりのお寺に入って梅の木を眺めて、ネジ専門店を覗いて、薬局で前髪パッチンを買って、ウキウキしながら今度は違うルートで家に戻ります。中目黒経由、悪くないじゃん!今通っている巨大なビルはもうじき取り壊しだそう。次々に会社が抜けて行って、お店も閉店して行って、ガランとして来ました。抜け殻のビル。心が踊るような景色が少なく苦しい場所だったけれど、これからは思い出のパラフィン紙になって重なって行くだけです。やっぱり、ポノポノ水をがぶ飲みしたのが良かったのかなあ〜などとこの幸運を抱きしめるように帰りました。


銀座ママの心得 (文春文庫)

銀座ママの心得 (文春文庫)

銀座ママの心得。面白くて一氣読みします。そして本屋を大切にしたいから、これからは昼代やスタバ代を節約してできるだけこの本屋で買うようにしよう、そうメラメラと燃え上がります。新しい場所は神の谷の町。ナウシカのようにまっすぐな目で生きる。もうオジサンの悪口も言わない。素直で可愛い人になる。どんな困難もそのまま受け止められるようになる。そう心に決めて帰ったのに、早速TPと晩ご飯のときに小競り合いをして道のりの遠さを感じたりした、いい休日でした。