物語の目

monna88882014-05-31

台所に近いところの畳の上に寝転んで昼寝しました。家の中で一番涼しい場所だからです。起きるともう日が暮れています。近所にできたモツ焼き屋、モッツマンへ行ってみます。モツには特製味噌をつけてお食べくださいのその味噌の味がモヤッとしている、センマイ刺は水っぽくて味がぼんやりしている、もうひと味足したくても、カウンターには七味しかありません。他の席から「わさびありますか」と頼む声が聞こえます。お客さんたちが頼むものはなぜかことごとく売り切れています。余白のある店でした。


危険なプロット。オゾン監督の映画をDVDで観ました。期待せずに観始めてすぐに心をつかまれます。少年が書く同級生の家を覗き見るような作文の続きが氣になる高校教師のお話しは、物語を感じる身体のどこかの目が開くよう。観終わると邦題が格好わるく思えます。面白かった!


モツ焼き屋から帰ると、近所に救急車が停まっていました。下の階のGさんもつかっけをつかっけて出て来ています。「救急車、2台来てるよ、あっちの奥に人が入って行った、消防車も来てあっちに入って行ったけど、わからないね」とGさんは路地に消えて行きました。隊員さんたちは誰もいないしサイレンも鳴っていないので、救急車の中をチラッと見て家に戻りました。