旧正月の始まり

monna88882015-02-17

朝、バタバタと部屋の掃除を済ませて、窓の鍵を閉めてガスの元栓を閉めてゴミ出しをして、リュックを背負って羽田へ出発しました。小さい飛行機、ベトナムハノイ行きです。機内ではお隣りにベトナム人留学生のグェン君が座っていました。TPがあれこれと話しかけると、宅配便の倉庫で働きながら日本語を勉強しているよう。猫のような彼女の写真も見せてくれました。グウグウ眠って6時間、ハノイに着きました。空港は正月休みのお出迎えであふれ返る人、人、人。誰もが目をキラキラとさせています。


もう夜中。閑散としたハノイの空港で両替をすませてミニバスという市内まで行くバスに乗ります。ひとり60,000ドン、350円くらい。西洋人旅行者たちが英語で楽しそうに会話をしている中、じっとリュックを抱えてどこで降ろされるのかを不安に待つ日本人ふたり。外は真っ暗、やがて街中に入って賑やかな雰囲氣の場所で降ろされました。地図を確かめて、めあての宿へ向かいます。宿の人はすまけい似のおじさん。部屋は空いていると通してもらってお金を払って晩ご飯を食べに外へ出ました。


地元の人らしきお客の多い中華粥の店で注文、TPが箸で食べようとすると隣のお客がレンゲを使うんだよ、と教えてくれました。みんなが食べているものには鶏肉がたっぷり入っているのに私のはまっさらだったので、鶏肉わたしも欲しいと言うと底からすくう仕草が返ってきます。レンゲでかき混ぜると鶏肉がたっぷり出て来たので笑い合います。街は何だか飾り付けが旧正月っぽくて華やか、機内で一緒だったグェン君も旧正月は今日から25日までって言ってたっけ。ちょうど旅行期間にバッチリ重なってしまっている、お店もお休みが多いよう。日程を失敗したかな?それはさておきもう日本では夜中の3時、水2本10,000ドンを買って、ビール2本22,000ドンも買って古いホテルに戻って、ここは本当にハノイなんだろうかと思いながら、くったりと眠りにつきました。ドン、ドン、ドン…ドンの世界…