ゲーゲーグー

monna88882015-02-24

真夜中、釘をさすようなお腹の痛みで目が覚めました。トイレへ駆け込みます。しばらくするとまたネジで締め上げられるような痛みでトイレへ駆け込みました。ベッドに戻ると天地がひっくり返ったような吐き氣、トイレへ駆け込みます。昨日食べたラオそうめんが、そのまま出て来ました。激しい頭痛と紐で縛り付けられたような疲労感、朝までうつらうつらしながら何度もトイレとベッドを往復します。やがて起きてきたTPに、ラオス最後の朝やけんモーニングはひとりで行ってと言付けて、うつらうつらしたと思ったらオエーッ、ウトウトしたと思ったらオエーッと繰り返して。もう飛行機にも乗れないかも。刻々と迫り来る時間…


TPが出かけている間、死んだように眠りました。それでも出発の時間はやって来ます。念のためのビニール袋を握りしめて宿を出ようとしたところ、エアー君の他に見たことのない男が「宿代払ってないよ」と言ってきました。「一泊目はエアー(Air)君に払って、二泊目はフォーン(Phone)君に払ったよ」と言うと男はレシート見せろと言ってきました。見せると日付がトンチンカンになっています。二泊目を払った証拠がないと困っていたところ、エアー君がフォーン君の字を見て、彼が間違ったんだ、もういいよと助けてくれました。名前を聞いておいてよかった!
 
ルアンパ行きも含めて何往復もしたビエンチャンパッタイ空港には有名なビュッフェがあります。ここで食事をするのを出発前の楽しみにしていたけれど、ひとりで行っていいよとTPに言付けてトイレ往復。ベンチで眠りこけます。プロペラ機に乗って1時間でハノイ空港。念のため審査のおじさんに「あと7時間もあるけれど、ベトナムに入国できませんよね?」と尋ねると「絶対にダメ、ダメ」とのこと。広い広い国際空港のロビー、トイレの近いベンチに横になってユニクロのペラペラダウンジャケットを着込んで、無印のパジャマ代わりにしたスパッツを履き込んで眠りこけます。眠って、眠って、眠って起きるともう夜中になっていました。ハノイ発成田着の飛行機に乗り込んでまた眠りこけます。どれだけ眠れるんだろう。うつらうつらとデジカメを見ると、私が行きたかったメコン川の写真、私が食べられなかったモーニング、苦しんで眠っている私の写真、私が食べられなかったビュッフェランチ、空港のベンチで眠りこけている私の写真が何枚も撮ってありました。TPは今日、ひとりでどうやって過ごしていたんだろう。グゥグゥ…朝になったら身体は成田です。