コスモス畑

monna88882015-03-16

家の中でも不思議はいっぱい。ここ数ヶ月、モンベルで買ったメリノウールの靴下2足を交互に洗濯して履き続けてきたのに突然、一足がこつ然と姿を消しました。1足の靴下を毎日洗濯して履いていたけれどそれももう限界、泣く泣くもう1足買い足します。今日はおつとめさきに新しい方が入っていらっしゃいました。インドネシア出身のAさんと、日本出身のHさん。どちらの方もひと目で、安心して楽しく一緒にお仕事ができそうなので嬉しくなります。少しずつ、少しずつ自分の役割が見えてきたのも嬉しい。Aさんは日本語が苦手とのこと、最初は誰もが少ない語彙を駆使して英語で話しかけていたものの、ランチを食べる間に日本語が苦手どころかすごく上手だとわかって最後は日本語だけの会話になっていました。


とまらない (新潮新書)

とまらない (新潮新書)

とまらない。カズ!D君が貸してくれた本は、〜だよね、みたいな会話口調とですますの文語体が渾然としていて最初は戸惑いますが、練習が自信を積み上げてくれる大切さについてうなるように理解できる、いい本でした。あたしも、世界で戦いたい、そう胸の底が熱くなる本。


仕事帰り、TPと待ち合わせて母の誕生日プレゼントを探します。…私の母は、欲しいものは何でも買ってしまうタイプだし何でも持っている、しかも身体のサイズもハンプティダンプティみたいな、マシュマロマンみたいなサイズなので、本当に贈り物には頭を悩ませます。考えに考えた末、花束にしました。子どもの頃、福岡の和白、目の前が海という立地にあった社宅の庭に、母が一面のコスモスを植えてくれたから、2歳くらいだった私は背丈よりもうんと高いコスモスの中を歩いておうちに帰る時間が夢のように楽しかった、歩き始めの最初の頃に見たコスモスだけの景色が、目に焼き付いています。そのうちに弟も現れて。赤ん坊だった弟のベビーカーを押しながらトコトコ、トコトコっと歩きながら世界の全部がコスモスだったっけ。花束ならいつでも母はきっと喜んでくれることでしょう。