駅ショートカット

monna88882015-08-29

トムの映画を観てスカッとするか!TPと朝早くから泣くように無理やり起きて映画館へ行ったのに、土曜日は開始時間が30分も早まっているとのこと。観られずに持て余して、原美術館へ行ってみることにしました。品川駅で降りると、あふれんばかりの人、人。誰もが水族館を目指して一心不乱に、ゴロゴロカートとベビーカーの音を鳴り響かせながら向かっています。音が耳に障るところ、人が多いところに行くとすぐ、酢漬けの卵のように心がプニプニになる癖。ずいぶん歩いた原美術館は自然に囲まれて素敵なところですが、ここも人がたくさん開館前から列ができています。傘は外の傘置き場に置いていただけますかっ!とTPが叱られています。そっと遠慮するように入館すると、左手で書きなぐったような色鉛筆の抽象画を熱心に見つめている人たち。ひとつ、最高に好きな絵があってガン見しました。オシャレな人が集まる都会のオシャレ美術館。

交番で品川以外の駅を尋ねると、徒歩30分のところに五反田駅があるとのこと。地図を見せてもらうと、五反田、大崎、品川はまるでUの字のように急カーブになっているのですね。五反田で食べた大阪王将の餃子は、焼いたゴムのようでした。

痴者の食卓

痴者の食卓

痴者の食卓。西村賢太の小説を図書館で借りました。繰り返し描かれる秋恵との生活、貫太の腹の底から湧くような怒りは、どんどん変質しているのでどれだけ読んでも飽きません。物悲しさとユーモアがどんどん増して、グッと来ます。

時計じかけの熱血ポンちゃん

時計じかけの熱血ポンちゃん

時計じかけの熱血ポンちゃん。図書館で借りて読んでいる時間の幸せなこと。ギューッと読みました。

何だかこの頃、心が沈んでいるのはどうしてでしょう?「…ほんとうのしあわせって、何だろうね」などと口に出してTPと大笑いしてみたり、自律神経を整えるという首筋マッサージを100回やってみたりして、遊んでいます。