美人の日とそうでない日

monna88882011-11-21

日本橋も残り一週間だと思うと、これまで大切にしていた小諸そばに対する思いもピカッと光って、思いきってエビ天ソバを頼んでみました。この小氣味いい一連の流れを生み出す女性店員さんたちとも、もう会うことはほとんど無い、おそらく無いでしょう。エビ天ソバおまちどうさま、とカウンターにすべり入る小諸ファミリーの親玉、エビ天。両隣りのオジさまたちの嫉妬混じりの視線に打たれます。


祖国とは国語 (新潮文庫)

祖国とは国語 (新潮文庫)

お勤め先でお借りしました。母国語的思考こそ、理論的回路を発展させるものというお話にウンウンうなずきます。そして、あの手に汗、目に涙の本「流れる星は生きている」の著者、藤原ていさんの息子さんだったとは。お父さまの名前が出たときもアゴが外れそうなほど驚きました。器すれすれに注いだお湯が、なぜ時間がたつと沈むのかという議論でこれまでの疑問が晴れます、そして私は「器が水分を吸うから」とも加えたい。


暗渠の宿

暗渠の宿

昨日。西村賢太、暗渠の宿。TPが図書館で借りた本を横取りして読みました。わかった、だからあんなに非情なゲンをかつぐような物言いをしたんだ。影響されやすいのも考えものです。それにしても、共感の極地。これほどのわかるところわからないところをエンターテインメント表現できているという事実は、圧倒されるしかありません。小説!


丸いお好み焼き顔なりに、美人の日とそうでない日があります。今日は美人の日だった!TPに「ねぇ、美人の日とそうでない日があるけど、今日どっちやったと思う?」と尋ねたところ、眉根を寄せて「美人の日・・?そうじゃないと?」との回答。ゴメンゴメン、聞いた方が悪かったね!とすぐに切り上げました。


今日は働けど働けど、仕事が永遠に終わらない日でした。前席のM君が「動物ビスケットって何でこんなに美味しいっちゃろうか」とつぶやくので吹き出します。私は一日のうち何度か、だしポットで飲んだ出汁の味を思い出して、家に帰るなりグビッと飲んでみました。一日置いたら昆布のエグさが前面に。もう少し、別のかつぶしなどで実験を重ねてみます。