月初のお仕事

monna88882016-01-05

駅の裏道を通っておつとめ先へ向かうとき、いつも見上げる高層ビル群があります。あの、お家賃の高いビルいっぱいに、そのお家賃を上回る売上げのため、会ったこともないような上層部の方々へ上納金を納めるかのように、猛烈に働く人間たちがギュウギュウに詰まっているかと思うと、いつも涙がこぼれそうになります。月初のお仕事ギュウギュウにも随分慣れてきたからでしょうか?ふと途中で放り出して、久しぶりにたっぷり昼休み、本屋&立ち食いコロッケで味わいます。

まんしゅう家の憂鬱

まんしゅう家の憂鬱

まんしゅう家の憂鬱。その度胸に敬意を払うしかない著者名だけではなく、腰の据わったエピソードに、うなりながら読みました。本屋で買うときにカバーをして下さいとつい言ってしまいましたが、カバーをかけて読んでもちゃんと、ゴリゴリのハードさがありました。

岡崎に捧ぐ 2 (コミックス単行本)

岡崎に捧ぐ 2 (コミックス単行本)

岡崎に捧ぐ 2。ひとつだけ本を買う勇氣がなかったときに、新刊棚で見つけてすがるように合わせて買いました。第1巻よりももっと、調子に乗っている感じが中高生の特権、思い入れたっぷりのマンガは、月初のお仕事でくたびれた心を温めてくれました。

月初のギュウギュウお仕事が、ようやく自分の中で圧縮して、簡素化して、確度を上げてきたから氣持ちに余裕が出来始めた。先はまだ見えないし、残業でクタクタになったけれど、少しだけ身軽になった日でした。明日も出勤して、きちんと締めよう。