舎人ライナー

monna88882016-07-31

TPから「西新井に映画を観に行こう」と誘われたので、うんとうなずいたところ、朝の6時に起こされてビックリ。コンビニで買ったおむすびまで用意されてあります。寝ぼけまなこでおむすびを食べて、近所の小学校で投票をして、寝ぼけまなこで地下鉄に乗って、つくばの方まで行く電車に乗り換えて、北千住でまた乗り換えて、ようやくたどり着いた西新井。暑い暑い暑い!平ぺったい街をてくてく歩きながら、イオンの中にある映画館で映画を観ます。

トランボ。わ、ドキュメンタリーじゃなかったんだ。すぐにこのドラマの世界に入り込みます。そしてすぐに、寝不足で頭がぐらぐらします。水を飲んでも、深呼吸しても遠のく意識。夢うつつの中で、これはきっととても面白い映画だ、その予感はある。それなら最初の15分だけ犠牲にしよう。そう心に決めて、グーッと眠りこけます。白目を剥いていたかも知れないほど眠りこけてパッと起きると、いよいよこれから赤狩りの裁判のようなものが終わって、主人公は刑務所に入るところでした。ハリウッドの政治的大事件を、ここまでエンターテインメントに、ここまで一人称に描かれたらひれ伏すしかありません。私の大好きなダイアンさんも奥さん役だし、台詞は小粋だし、展開はあっぱれだし、胸がギューッとなったり、パーッとなったりしながら観ました。いい映画!


西新井大師の参道で焼きたてのおせんべいを買って食べて。


西新井大師をお参りして。


西新井大師の裏手には可愛いお地蔵さんがいらっしゃいました。


東京のガイドブックで何度も見た、「かどや」と出会って感激してところてんを食べてうっとりします。冷房無し。それなのに3方に開いた入り口から風が吹き抜ける店内。次は環七を歩いて、舎人ライナーに乗って舎人公園へ行きたいとTPが言うので、通り雨の中、小さな折り畳みかさをさして、渋々向かいます。


ビルの4階ほどの高さを走る舎人ライナーに乗って見ると、何とまぁ!無人運転でした。ホームで電車を待つ間から絶対に先頭車両に乗りたいと決めていたところ、運良く最前列の席が空いたのでかぶりつきで景色を眺めます。最高!舎人ライナーって最高!そう何度も言いながらすぐに目的地の舎人公園駅へ。私はどうしても終点まで行ってみたくなったので、頑として降りない作戦。TPも付き合ってくれたので終点の親水公園まで。そこはとても人通りの少ない場所でした。また雨。


親水公園の休憩所で、通り雨が止むのを待ちます。TPはまた、子どもの頃に自転車で遊びに行った場所のことなどをお喋りしています。待ち時間ならではの会話ってあるんだな。

30分ほど休んで、再び舎人ライナーに乗って日暮里まで。目的地だった舎人公園は、上から全景が見えるからもういいね、そう言って終点まで乗ります。今度の先頭車両は、小学生の男の子とその父親に取られていたので悔しくなります。でもいいわ、あたしは横からの景色を見るけん。横から見てもやっぱりいい景色。舎人ライナーには次々と人が乗り込んで来て、最後は満員でした。


終点の日暮里。何年か前にカンボジアだかどこかへ旅行するときに、仕事帰りのTPと日暮里駅で待ち合わせをすることになってその下見に行ったときに入った、馬賊という中華屋さんへ。餃子がどうしても食べたくて!大ぶりの餃子はずっしりと重たく、モチッとしていて、具はあっさりのホロホロで。大満足です。

日暮里から鴬谷まで歩いてみます。ラブホテルがたくさん、そこへ単身乗り込むロングへアー&ミニスカートの女性もたくさん。男の人たちは、どういうものを見てオーダーするんだろう?鴬谷のホテルで見知らぬ女の人とちゃんと待ち合わせられるかどうかドキドキしないんだろうか?何度か練習したら上手に発注できるようになるのかも知れません。

歩いて歩いて、合羽橋まで歩きました。先日買った小さいお盆が、あまりにも使い勝手良く、もう2つほど買い足したくなったのです。雨が降ったり止んだり、熱風だったり涼風だったりの繰り返しにぐったりしながらもたどり着いた合羽橋で、かっぱ君の金ぴか銅像や、かっぱちゃんのオブジェを眺めます。

今日は日曜日。合羽橋のお店はほとんどお休み。それでもお目当ての小さいお盆を買うことができました。良かった。2つ買って、地下鉄に乗って、ぐったりとうなだれるように居眠りしながらいつもの古いアパートへ帰ってきました。マル。選挙の結果は、一瞬でジャンヌダルクが勝利していました。結果はさておき、朝イチの選挙は、とても楽しかった。次からもまた朝イチに行ってみたい。