リュックに荷物を詰めて、TPと出発!上野へ。
老舗というトンカツ屋さんで昼食。お値段以上、ではない感じでうぅとうなります。
今日泊まるドーミーに荷物を預けておいて、手ぶらで散歩をします。上野に空き地。トタンの壁が時代を感じさせます。
TPと会話していて、上野、日本橋、秋葉原、東京駅あたりの地図が頭の中でつながっていないようだったことに私は上から目線で「上野の先は鶯、その先が日暮里!手前が秋葉原」しっかり覚えて欲しいわ!と、山手線沿いに鶯谷?鶯町?とにかく、日暮里まで歩きます。
通ったことの無い道を歩くことは、無常の喜び。
途中で銭湯を見つけて、今度絶対来ようと思います。
TPが地図で見つけて行きたいという子規庵へ。享年34…父はその倍以上生きているからな。
夕やけだんだんへ。私が血まなこで探して禁断のアマゾンで大人買いした蓋付き陶器が、店頭で売られていました。
たっぷりと日暮里を散歩して、幸田露伴の住居跡へ。享年79。父よりは年上だな。
趣のある裏道を歩き回って、電車に乗って上野駅に戻ります。
ドーミーにチェックインしたところ、ドーミーのお隣りのお隣りから煙が上がっていると、消防車が何台もやって来ましたが、何事も無かったようで安心します。
かわいいサイズのお部屋。どうぞよろしくお願いいたします。
大浴場に入って汗を流して、上野アメ横へ。
賑わっています。
焼き飯が有名だという店ですが残念ながらごはん売り切れで、
焼きそばと餃子を注文します。おいしい!
歩いて、上野駅まで。私が発作的に決めた帰省は、父の寿命が長ければ長いほど、TPとの生活が再開できません。父を看取ることも、父はそのうちに、おむつしたり怒鳴りつけられたりすることもあるかも知れません。不安でいっぱい。TPも家に帰ってかわいい妻(自称)がいないことで、寂しい思いをさせることになります(自分調べ)。ごめんね、と言ってみると「俺のことは一切心配せんで、大丈夫やけん。お父さんとなるべく長く、いい時間を過ごして。安心して」とか言ってくれちゃって。すまんな。人生の一頁、誰もが通る道、そう何度も自分に言い聞かせています。