焼きたてパン

朝起きて、近所を散歩しました。下の階のGさんが自転車で向こうから走ってきます。「Gさん!」と挨拶をすると、自転車で駆け抜けながら「パン、パン買った」と言うのでカゴを見ると紙のトレーに入った焼きたてのメロンパンが3つも。あ、何だかふっくらとしてまだ温かそうな焼きたてパンどこで買ったんだろう?そう思いながら通り過ぎます。


せっせと自宅作業。わからないところがいくつが出てきて、少し迷って、わからないままに設定してみます。明日からは夏期休暇で九州に帰省するけれど、心配したって仕方ないから。

母から電話がありました。「お婆ちゃんが、もう、危ないって。いよいよって。最初はいっぱい苛められて憎たらしかったけどさ、これまで一所懸命世話してきたやない…グスッ…お義母さんをひとりで行かせたら可哀想…」母はうわーんと泣いています。仕事も手に着かないから、同僚の人にメールして代わってもらったそう。明日、あんたが帰ったら空港に迎えに行くから、そのまま下関に行こうね。お父さんが行かんでいいって言っても、絶対に行こうね!などと父を悪人に仕立てて母は電話を切りました。お父さんは、母親がもういよいよと言うときに、行かんでいい!などとは絶対に言わないと思うとは、母にはあえて言いませんでした。父を悪人にすることで、何とか保てているようです。とにかく、

夕方、買い物に出るとまた下の階のGさんとバッタリ。また自転車に乗ってサーッと駆け抜けて行きました。信号待ちで追いついて「朝、パン買ってたでしょう?あれ、どこのパン?」と聞くと「マルエツ!」と言います。どうやら、朝の8時半から9時過ぎに、焼きたてパンが店頭に並ぶと教えてくれます。信号からの帰り道、いつも自転車で駆け抜けるGさんは自転車を降りてくれて、一緒に歩いて帰りました。「三徳にもパンは並ぶけど、9時半ね。マルエツは8時半から少しずつ並ぶ。焼きたてって書いてるよ。焼きたて食べたら、もう冷たいの食べたくない」とのこと。よっしゃ、いいこと聞いた。今度、早起きしてマルエツまで買いに行ってみましょう。どんな味なんだろう?焼きたてってきっと美味しいんだろうな〜

晩ごはんは、いなだのお刺身を漬けにして、イカ刺と盛り合わせた海鮮丼です。厚切りに切ってジューッと焼き付けた山芋を添えて。

夜、また母から電話があって、あんた、黒い靴持ってたら、持って帰っておいで、そう言うので、持ってないと答えます。どうやらお葬式の算段らしい。じゃあ、あたしの靴を貸そうと言うのでお母さんとは足のサイズが違うので入らんと思うよなどと話していると、奥の方から父の声がで「それなら足の指をツメれば良かろうもん」と聞こえてくると、母が「アハハッ!」と大笑いしています。そんなヤクザな話題で、よく笑えるな?と不思議に思いました。