朝、弟妻と甥っ子が帰る日、弟が運転する車に「見送るよ」と母と乗り込みます。空港に行けるかと思ったら、甥っ子リクエストで地下鉄の駅までと言うので、母とがっかりします。
ふと思いついて、父の納骨の費用を一部、父にもらったお金から出そうと決めて、ATMで下ろします。
まとまったお金だから強盗に合わないように抱えて帰ります。
弟の運転する車に母と乗って3人で、今日こそは父の骨を忘れずに車に乗せて、お父さん、納骨へGO!昼ごはんは、母とふたりで熱烈リクエストの「安全食堂」へ。長蛇の列ですが、並ぶのも苦じゃありません。
どうしても焼きめしを食べたくて、追加注文。
先日の四十九日のときに、似たような店構えの「安全ラーメン」という店を見かけたので「何か関係があるんですか」と店の方に尋ねると「全然!あちらは安全ラーメン。うちは、安全食堂」ときっぱり否定するので安心します。
お待ちかねの、ラーメン。あーー美味しい!細麺の博多ラーメンの最高峰(私調べ)だと思う。毎日でも食べたい。毎日、食べたい。
お腹いっぱいで、お寺へ。虹が出ました!お父さーん!お寺のお坊さんは、納骨堂でも立派なお経を上げてくれたのにお布施を受け取りません。「いえ、本来なら四十九日と同じ流れで納骨するけんですね、今回はいりません」何と氣持ちのいいお寺だろう。
せっかく遠出したからと、父が最期に勤めていた職場の近く、母も弟もよく車で送って行って立ち寄ったという温泉に。
最高かよ。
長湯して、さっぱりして帰ろうとすると、また虹が!くっきり。
天使のはしごまで。父、本当に天国に行ったのかな。その後も虹は、海からもくっきり出て、一日に虹を3箇所で見たのは初めてと、父を欠いた残りのオリジナル家族3人は大喜びします。大喜びしている中、母が突然「ところで車海老買って帰る?」と言うので弟と大笑い。母に情緒が無いねーと言ってからかいます。車海老の養殖場で、母オススメの生エビをお持ち帰りして、東京で留守番してくれているTPにも一箱送って。
晩ごはんは、弟のおごり。鶏を焼いて食べる店で、うめー!父の納骨の費用を負担したのは、私はほとんど帰省しないし、結局は弟一家がお参りしてくれるのだから、そのお礼、そのことを弟もわかってくれての、弟のおごりです。
夜、生エビは弟が剥いてくれて、母と姉は出てきたものを食べるだけ。その美味しいこと!テレビで日本シリーズを見て。残りの家族は子どもの頃のように過ごしています。