同伴出勤本番

月曜日。今日はTPと一緒に出勤してみました。いつもTPの方が20分ほど早く出発していたけれど、ふと、たった20分なら、私もがんばって、一緒に家を出た方がいいんではないか?と思い至ったのです。数日前から練習するように、途中まで歩いたりしていたけれど、今日がいよいよ同伴出勤デビュー。目覚まし時計を20分早くかけておいて、朝ごはん(鮭フレークと炒り卵の丼)をTPに用意して、いざ出発となると、折り畳み傘を畳んでいない、持参するお茶が準備できていない、あら?お財布は?などとてんてこまいです。もうあきらめたわ、TP先に行っとって、などと言っても、あと5分なら待てると言うので、必死に準備をします。


てくてくと歩く駅までの道、TPも嬉しそうにしてくれています。10年以上ひとりで通い続けている道だから、誰かがいるだけでも退屈しのぎになるでしょう。「一緒に出勤しようって言ってくれて良かったわ〜。明日からは、俺みたいに前の日から準備しよう。明日持って行くものを、前の日に準備しとくと」などと上から目線のアドバイスをもらいながら、遠足のような楽しさで、何てことないお喋りをしながら歩きます。私が乗る電車の駅に着いたので、じゃーねーと手を振って、いざ遠い遠いおつとめ先まで出勤です。いつもよりも20分早く出発して乗った電車、おつとめ先にはいつもよりも10分だけ早く到着しました。なんでだろう?


日日の麺麭・風貌 (講談社文芸文庫)

日日の麺麭・風貌 (講談社文芸文庫)

日日の麺麭・風貌。小沼丹を読みたくて立ち寄った書店で買った、小山清の本を読みます。小説よりもエッセイの方がドキドキする、一話一話を大切に読みながら、最後の著者年表でビックリ、どうして横領したんだろう?そんなことはどうでもよくなる本です。

強父論

強父論

強父論。阿川佐和子の本を、駅前の本屋さんで買って読みながら長い電車に乗ります。どうしても読んでみたかったので。夢中になって読んでいると、さすがに長い通勤電車、読み終わってしまいました。我がままな父が登場する本を読むと、他人事ではないものだから、ものすごく集中して、そうそう!あるある!そればかりで読み終えています。色々と少女時代のことを思い出します。



ちょっと残業をしたので、帰りが遅くなりました。阿川佐和子本にあったマッシュルームの炒め物があまりにも美味しそうで、ブラウンマッシュルームを買って帰ります。バターで炒めてパセリ、塩こしょうをして酒でフランベするもの。他には、細くてくたびれているアスパラと豚バラ肉の炒め物を合わせてみます。絶品。


明日は自宅作業の日。おつとめ先が移転して自宅作業の日ができてから、動く距離が減ってあからさまにお腹周りがプクーッとふくらんできているから。だからこそ早起きして一緒に駅まで歩こう。珍しく目標ができて嬉しくなっています。