微笑みを忘れずに

早起きして昨日の夜準備しておいたハムサンドを食べて、ＴＰと映画館へ行きました。コレクターじゃない方のボーン君を観に。開場まで時間があったので、館内のカフェに入ってみるとカウンター内の店員さんはいらっしゃいませも無く、こちらをわざと無視するかのように前の人の注文だけをふたりで手分けして作り続けています。注文くらい聞いてくれたっていいのに。待てど暮らせど顔を上げてくれないので、ドトールへ移動することに。前に並んでいる男の人がなかなか注文をせず、やっと決まったと思うと小銭を出すのにたっぷりと時間をかけているのでイライラします。映画館に戻るとエレベーター前は長蛇の列、イヤホンで音楽を聞きながらのんびり歩く若者とリズムが合わず、うっかりかかとを蹴ってしまったら１８０度振り返ってジロリと睨まれて思わず、ペコリと頭を下げた自分に腹が立ちます。

【一般券】『ジェイソン・ボーン』 映画前売券（ムビチケEメール送付タイプ）

ジェイソン・ボーン。映画が始まると、楽しいはずなのに何かが引っかかって乗り遅れて（何だか第２作と似てない？）、とても面白いアクションなのに乗り損ねて（ん？第３作と同じじゃね？）、映画の波に乗ろうとすることに苦労しましたが、面白いシーンも満載（今まであんなに可愛くて切ない青年だったボーン君が、今回はおじさんになってる・・・）、観終わると、あー、アクション映画を観た！そう思いました。

昼ご飯を食べに入った店では、テーブルはまだ空いているのに２人客をギュウギュウと４人テーブルに詰めて座らされて、おそうざい食べ放題！と書いてあるのに小さい鉢にもやしが数本あるだけ、届いた定食の味はぼんやりしていて隣りの席からは誰かの悪口ばかりが聞こえてきます。負けずに会話しようとしてもギュウギュウに座らされた店内では私の声がＴＰに届かないようで、ＴＰの声も全然聞こえなくて、何だか色んなことが嫌になってきました。せっかく今日の映画を数日前から楽しみにしていたのに、全部が台無しになってしまった、会計を済ませて家に戻る道でも、色んなことが重なって色んなことが嫌になってＴＰを振り切って逃げ出してしまいます（Coccoのように♪）。

こんな日は時々、突然に襲ってくることもあるかも知れませんが、しばらくひとりでベンチなどに腰掛けて自販機で買ったジャスミンティーなどを飲んでいると治まったのでプチ家出は終了です。家に帰るとＴＰは楽しそうにテレビを観ていました。

こんな日は早めにシャワーを浴びるに限る！今日は、ついにブロー◯ヘアマニキュアの攻略法を完成させました！染まりにくいと思っていたけれど、放置時間は２倍、いえ３倍に。洗髪のときに指が真っ黒になると嘆いていたけれど、お風呂では前屈みになって、最初にシャワーだけを徹底的にうなじから浴びせ続ける。角度を変える度に黒い汁が出続けますが、何度でもシャワーだけを当てていると、やがて透明のお湯になるので、シャンプーをポンプ２プッシュ分、よく泡立ててさっと洗って流す。その後で１プッシュ分手に取って普通に洗髪する。これで、指も真っ黒に染まらないし、放置時間を伸ばすことで髪のマニキュアも長持ちしています。

ブ◯ーネを買った当初は、何だいこんなもの！髪は染まらないで手が真っ黒になるだけじゃないか！すぐにゴミ箱に投げ捨ててやろうかとも思いましたが、グッとこらえて我慢して使ってみて、攻略法を発見したので良かった。短氣は損氣。夕方だって、ホークスが逆転された瞬間にも決して怒らず、常に微笑みを浮かべながらラストバッター本多の粘りを見届けて、二刀流が小さくガッツポーズをした瞬間にブチッとテレビを切って、無かったことにして、心穏やかに過ごそう、そう自分に言い聞かせて、洗濯物を干したりしました。穏やかに穏やかに。興奮せずに、いつでも微笑みを忘れずに。