ありがとう、トニ・エルドマン

ポーたま・・・。先日、本家を真似してつくったポーたまがあまりにも美味しかったので、また作ってみました。やっぱりおいしい!どうやらラップで包むよりも、銀紙で包んだ方が雰囲氣が出るよう。湿気もこもらないよう。激ウマ!


どうして日曜日に朝ごはんを用意したのか、それは朝イチの回で映画「ありがとう、トニ・エルドマン」を観るからです。映画館はほぼ満席、どうやら海外で評判がたいそう良い映画なよう。ドイツ映画ならではの、ねじれたような空氣感、どこにでもいそうで、いなさそうなキャラクター。期待していた映画、いかにも明るくてドタバタなコメディーではなかったけれど、160分もの間、大切にしたいような時間でした。何より、主演の女優さんの魅力的なこと!彼女ほどのやり手じゃないけれど、私のような世間の端っこでも懸命に働いている人にとって、親に何もお返しができていないような焦り、自分たちの目の前の生活に振り回されがちな毎日、何よりもこの目の前の生活の重圧、そんなことが全部、エッセンスとしてふりかけてあるので、たまらない氣持ちになります。


映画を観終わって、TPと隣町まで散歩して映画の感想をお喋りして、昼ごはんに食べた海鮮丼があまりにもまずかったので口直しに晩ごはんはおいしいハンバーグです。