桐の端板で

遠いところまで通勤して、一所懸命はたらいていたのにちょっとしたことでうっすらと少しだけ傷ついて、いったい何歳まで傷つくんだ!とあきれます。それより何より、先日買って帰った地元の人たちが作って売っている市場の人参があまりにもおいしかったので、今日はナスととうもろこし(今年は不作なようで高い!)を買って帰ります。先日、とうもろこしを素手でパカっと半分に割って、鍋に少し水を張って小さいザルを置いて蒸す方法を発見したので、その方法で蒸します。

ウマッ!ウマッ!今日は少しだけ傷ついたこころを癒やしたくて、東急ハンズに寄って帰りました。DIYコーナーの投げ売り品、桐の端板が1400円で売られていたのを買います。これを流しに渡したら、そのまままな板として使えるんじゃないか、そしてこの軽さなら、ものすごく素晴らしいまな板になるんじゃないか、そう思うとワクワクしてたまらなくなります。そして実際に使ってみたところ、包丁の刃先が吸い付いているかのような繊細な刃あたり、たわしで洗って傾けているとスッキリと乾く水切れの良さ、どこをどう取っても「買って正解だったな」とニンマリが止まりません。あまりにも嬉しくて、換氣扇も床も、流しのステンレスも徹底的に掃除してピカピカにしてしまったほど。唯一、こころに引っかかっていることは、これまでずっと使ってきたイチョウのまな板をどうするかということ。削りに出してもなおまだ端っこの方に残っている黒カビをノコギリで切り落として、何か使えないだろうか、棚とか、どこかの底上げとか。イチョウも好きだったけれど、桐にしてみて、ガラッとまな板感が変わりました。ああ、明日も桐のまな板で料理をするのが、たのしみ〜!!!