土曜日。TPと、映画を観に行きます。私がどういうわけか熱狂している、コンフィデンスマンJP。
最初から最後まで、笑ったり痛快になったりキャッキャと。観終わってしばらくしても、あのシーン面白かった、だまされているようでだましとったのがわかった瞬間があったなどと浮かれたように話します。TPはそれほど熱狂していたわけではないらしいけれど(映画館に観に行きたいと言うと驚いていたし、いつかテレビで流れたら観ればいいと思っていたらしい、でも前売り券を買ってきてくれた)、私は大・大・大満足でした。
そのままランチへ。小籠包食べ放題の店で、小籠包食べ放題コースを注文したところ・・・まさかの、一回の注文につき小籠包ひとり4個しか注文できず、届いたらそれからまた注文して蒸し上がるまでに10分待たされるという地獄のような食べ放題でした。たった4個ではすぐに食べ終わってしまうので、先に注文させてもらえないかと聞いてみたけれどもちろんダメ。4個食べたら10分待つ、4個食べたら10分待つ、その繰り返し。小籠包を20個くらい連続で食べたかったのに、12個くらいでもう嫌になりました。二度と行かねー!
家に帰ったらDVDがあるよ、とTPが言うので、腹立ちおさまらぬままに観ます。思ったよりも面白かった、アーティスティックな高級マンションで仕事に生きる女性と、古いけれど好きなものに囲まれながら幸せなアルバイト生活を送る女性の対比(出会い)、とっても感激しながら観ていたのに、まさかの病氣オチは無いです。もう病氣をオチにするのはダメ。病氣はオチじゃなくて人生の一部なんだから。
1本めのDVDに 不満いっぱいでいたところ、TPがもう1本あるよと言うので続けて観ます。マイケル・ムーア、さすが!トランプが大統領になったのは、トランプの策略のせいじゃないってこと。もっと根深いシステムの問題があるってこと、アメリカという国のこと、今のままじゃダメだと思っているひとたちのこと、思いも寄らなかったことが映画になって、自分の知識が豊かになったかのような氣持ちにさせてくれます。マイケル・ムーアが全力をかけて伝えたかった意見を知ることの満足度。何だかんだ、小籠包が胃にもたれているから晩ごはんはキャベツたっぷりのラーメンです。出汁を取って、中華麺の乾麺で作ってやりました。