ストン、スポン

髪振り乱して残業していると、上長が声をかけてくれました。待ってましたとばかりに、永遠に終わらない仕事、他のひとたちから協力してもらってもなお、永遠に終わらないことを訴えます。ねぎらってもらった後で「いよいよ、僕の出番ですかね」と上の方の強引に進めているひとたちに、これまでも何度も締め切り延期を申し出ていてくれたものの、最後のもうひと押しで延長を宣言してくれるとのこと。その言葉を聞くと、ストンと胸のつかえが落ちて「でも、もうすぐ終わりそうです」とか何とか答えています。私ったらオッチョコチョイ。

それでもまた腹が立ってきたので別のひとにも「やってもやっても終わらない、土日も水曜も、夜もずーーーっと仕事している」そもそも何で私が担当に!?と訴えたところ「上層部の判断ミスとしか言いようがない」と言ってもらって、スポンと胸のつかえが取れます。「ガス抜きできました、ありがとう」と言って、すっかり日が落ちた道を帰ります。晩ごはんはまた、焼きそばです。