裏がある

朝、福岡の両親から電話がありました。お誕生日おめでとうとのこと。ありがとう、もう4日前やけど、そんなことはどうでもいい、あんた何歳になった?と母が言うので渋々年齢を言ってみると、わー、すごいねー、もうアラ◯◯◯やん!とのこと。父に電話が替わられて「誕生日忘れとった。でも忘れとったけん、こづかいやろうかね」とのこと。私はアラ◯◯◯でもうこづかいは要らないと遠慮したけれど、いかにもおこづかいをあげたそうだったので、じゃあ頂こうかねとお礼を言います。銀行口座を聞かれたので名義を伝えると「そうか」と今さらながらTP家の名字に驚いています。ついでに、11月5日から施行された、職場で女性が旧姓を使うことを容認というより推奨する政令について話してみると、ほーとのこと。今日は11月6日なので、ためしに区役所に行って、住民票に旧姓の表示をしてもらいました。ついでに銀行に寄って通帳記入してみました。30万円入金されていました。親父…何か裏があるな、そう思いました。でも素直に、自分でお金を振り込みに行って「貯めんでよかろうもん、何かに遣ったら?」とか言ってくれた父のそのねじれたようでいてストレートな愛情に打たれました。私が何かほしいものを買って楽しむだろうことを想像して、喜んでくれている父に。そう言いつつ、将来は何かあったら私に面倒を見てくれってことのお金かも知れませんが。