卓上バーベキュー - 門門日日新聞

ＴＰは、数ヶ月ぶりの土日連休で、とっても嬉しそうです。そして昨日はＤＶＤを５本も借りてきて「土日、思いっきり引きこもろうぜ！」みたいに張り切っていました。

１本め。変な映画。でも憎めない、そう思って観終わるとＴＰが「『無防備』の監督よ」と言うので、早く言ってよ！と言います。それなら味方しましょう。でも、結構すべっていると思いました。そして暴行で逮捕された俳優は、映画には出ているけれど写真からは消えています。

２本め。「私、この監督の映画観たことない」と言うとＴＰは「そんなことあるわけないやない！」とあれもこれも、あれもこれもとタイトルを言ってくれていますが、どれもそれほど、そうでも無い映画ばっかりだったので逆に驚きます。期待ゼロで観始めた映画は、なんとまあ。うなるほど、泣くほど、面白くてビックリ仰天します。ミステリーやサスペンスじゃないので誰が犯人とかは関係なく、ただの人間ドラマとして。落ちるところまで落ちてさらに落ちて。「半世界」は去年、映画館で観ていたのでこれで、何とかの地図？コンプリートやね！と少しうれしくなります。

夕方、ＴＰと散歩に出かけます。誰も通らないような秘密の道を通って、誰もいない公園まで。私はこのところの自宅勤務で、足がヨワヨワになっているけれど、縄跳びを買おうかな、いや、絶対にすぐ飽きるな、そう考えて、まずは道路で縄跳びナシでジャンプすることにしました。ひとりで飛ぶのは恥ずかしいけれどＴＰがいれば恥ずかしく無い、その場で３０回ジャンプすると、すぐに息が上がります。「わかったことがある。門ちゃんは恥ずかしく無いかも知れんけど、一緒におる俺が恥ずかしいわ」とか言っちゃってますが氣にしない。なるべく、ピョンピョン飛ぶ回数を増やそう、そう考えています。そして、自分が感染源かもキャンペーンの影響で、誰かとすれ違うだけでも、卑屈になっていることを発見します。街中のひとが自分を避けているような感覚に。