朝、居間に降りると母がちょうど朝の散歩から帰ってきます。「あー汗びっしょり。ビッグボスが、かかとから足をついてつま先で蹴るように歩きなさいって言うけどさ、結構きついんよ」母はすでに新庄のことを新庄が呼んで欲しいように呼びはじめているらしい。
弟一家が建築中の家を、みんなで見に行きます。景色がいいじゃん！
不動産会社のひとと、家の中の傷などを最終チェック。私は「うるさがたの小姑」役で呼ばれたらしいので、張り切って問題点を探します。置いてあった脚立で換氣扇チェックしたところ、上のファンの入ったステンレス部分をちょっと押すと、フガフガと動くので「見つけた！」と弟に報告し、褒められます。甥っ子、庭の砂をサッシに撒き散らして弟から叱られている。いたずらっ子、しょんぼりしている、イヒヒ。
そして、牧のうどん。
麺がやわいので、食べても食べても麺が出汁を吸って、麺が湧いて出るような仕組み、途中で出汁を継ぎ足し継ぎ足し、何とか食べます。腹いっぱい。
夜、スーパー銭湯に行きたいと言うと、母オススメの「ふくの湯」花畑店へ、弟と甥っ子、母と４人で。弟妻はお腹いっぱい過ぎて留守番です。この銭湯がとても良くて、お客さんも満員だけれど露天の炭酸泉が永遠に入っていられます。母とも、あれこれお喋りします。未亡人もなかなか忙しいらしい。
家に帰ったら、テレビなんか見て、寝るだけ。福岡の空は広い。明日は私も母の散歩に付き合うけん、起こしてと頼みます。いけない、それより明日は父の四十九日の法要です。それがメインの帰省だった。
