パーフェクト・デイ

朝饅。

今日は、ずっと前から楽しみにしていた、元同僚の引っ越した平塚へ遊びに行く日。「今度、Mさんの引越し先に遊びに行くんです」「えっ?引っ越したの?」「私も行きたい!」「よろしく伝えて」「平塚行くなら、絶対にグリーン車に乗った方がいい」などとの声を背負って。

たった1時間ほどで、平塚。え?ここはカリフォルニア?開放感ハンパねー!!!

例えば、彼女がご両親の介護で大変なときに、彼女が夜中まで働いていたとしても、彼女の仕事をなんにもしらないおっさん上司から「いつ辞めるの?」「もっと効率よく」とか言われたことは聞いていたけれど、

「今回は評価Aにしといた、でもあなたの目標設定がそもそも低いから」とかの暴言を受けていたとかは知らなかった。耳がキーンとなって、無になって、心が折れたそう。

許せない、あいつ。

でも逆に「あなたは功労者だから」ともっと上の上のひとがボーナス的なものを支給して、何も知らないあいつには注意したと言うから。(オメ、Mさんがどれだけの人数の労務管理をひとりで確実にこなして来たたと思ってんだ!なめんな!私も前に喧嘩したひと、今度タイマン張る機会があったら、ゼッテー許せねえ。私の中の内弁慶が暴れて止まらない、内弁慶が吠えています)

そんな悔しさを抱えて、Mさんは47都道府県全部制覇したと言うのでびっくり!

会いに来なければ、知らない人柄がある。

優しくて、かわいいMさんたら、私が一服して帰ろうと言うと、喫煙所を探してくれて、待っていてくれて、一緒にスーパーに寄って買い物して、電車の時間も調べてくれて、ギリギリだったので走って乗って、バイバイします。また会いましょう!

手ぶらで行ったのに、お土産までくれちゃって。あー、なんだか元気が出た。仕事を辞めるにあたって、家賃を抑えようと、介護中のお母さんを施設に入れて、引越し先を探して、新しい土地で「縁もゆかりも無いところだから、おともだち作ろうと思って」マンションのイベントやら、近所のドッグランやらでおともだちを作って、少しずつ生活を広げている暮らしぶりを聞いたら、元気が出るったらありません。とにかくひとりが好きなので、お友達と旅行へ行っても、現地集合、別の部屋に泊まって現地解散したりするらしい。憧れをくれてありがとう、親分、そう思います。絶対に、また会いたい。