心の中を覗く

monna88882011-07-27

私がエマニエル夫人と呼んでいる椅子にふと、図書館バッグと図書館本を乗せてみたところ、何だか納まりが良くてピカッと輝いていました。定休日の今日も磁石で吸い付けられるようにネジャンタン。目を瞑って色んなところのホルモン部分を味わいます。ネジャンタンのことを思うだけで、ヨダレが出るようになってしまった!1回目よりも2回目、2回目よりも3回目・・・ズブズブとネジャンタンの魅力にはまって・・・

別れの手続き――山田稔散文選 (大人の本棚)

別れの手続き――山田稔散文選 (大人の本棚)

山田稔という人の別れの手続き、N子さんのブログで知りました。最初のページから瞳孔が開き、あははっ!と声を出して笑ってしまった。こんなにすきな文体の人がまだいたなんて!感性に対するこの表現力は、かなわないわっと拝みたくなります。いい作家を教えてもらったゎ、嬉しい。


カツラーと軽く書いている本かと思いきや、これは人と違う体質、というよりある種の遺伝子による症状に苦しんだ軌跡として、笑いながらも心がぽっちりと涙する、良い本でした。


ドイツ零年 [DVD]

ドイツ零年 [DVD]

ドイツ零年、TPが借りてきてくれました。日独伊の散ったあとにメタメタになったドイツの街が舞台なのに、イタリア語でした。それはさておき、裏で表現していることも全てがわかるように秘密のスパイスが利かせてあることに、深く感激しました。後半がちょっとすごい、必見映画。


今日は心の中をよーく覗くことができた日。先日、長年あまりにも不親切なバグを抱えているサービスを止める、移行する、いややっぱ残すという二転三転について、小さな会議でもう少し計画性を持ったらと発言すると、これはもう経営判断だから。何度も話し合って決めたことだから、ここで議論することじゃないとぴしゃっとシャッターを閉められたことに、傷ついていたのか。それすら、次の大きな会議ではヒックリ返っていました。その時の状況によりそってみると、私の中に雲間から光が差し込みました。ほんの、一瞬のことです。