毒母

monna88882012-04-13

今日は代休の日。卵サンドをつくって食べました。パン、フワフワ。今日も一日中、アパートの前で道路工事が行われています。アスファルトガリガリと掘り返す音、土を削る音、土管を切断して、土を入れて、ダダダダッと押し固めて、またアスファルトを敷いてローラーで押しつけてならす。ちゃんと9時から始まって5時には終わっていました。


アーティスト オリジナル・サウンドトラック

アーティスト オリジナル・サウンドトラック

夜、新宿のピカデリーへ映画を観に出かけました。アーティスト。素敵なシーンの全ては予告で観ていたものと同じ、見せ過ぎる予告は映画を観る喜びを奪ってしまう!TPは、無声映画の方が悲しみが伝わると感じたようですが私は悲しみのシーンが長いと感じ、私は最後にやっと突き抜けたと思ったけれどTPにとっては、抜けが弱く感じたそう。上品だけれどチグハグさがある映画は、どちらにしても観るべき映画でした。満足・・・


ポイズン・ママ―母・小川真由美との40年戦争

ポイズン・ママ―母・小川真由美との40年戦争

ポイズン・ママ。数ヶ月に一回は無性に読みたくなる文芸春秋、買ってみると隅から隅まで読んでしまう不思議な月刊誌での、しまおまほさんとの対談が鮮やか、本屋へ走って行って買って来て読みました。どの映画もすさまじいけれど、テレビの湯けむりシリーズで手がつけられないような存在の女優は、本当に本氣の人だったのか。


母親のことを書いていながらも、著者の小川雅代というひとりの女性、40年という時間が稚拙な言葉の奥の奥、短いセンテンスの重なりに凝縮されていました。まるで自分の人生かのような錯覚を見ます。第三者的に描いているので人ごとではないと伝わるし、女の支配欲がつまびらかになっています。この本に心を動かされた人は心で彼女を抱きしめている、そう思いました。売れに売れたらいいなぁ。ある分野で10年に一冊本でした。