人生はミュージカル

純と愛を観て、二度寝して起きてみるととっても体調が良い感じでした。歌舞伎町へ映画レ・ミゼラブルを観に行きます。私がどうしてもコーヒーがいるけん！と西武新宿駅の方まで行って買って戻ると、完全に立ち見ですとのこと。小さな声で受付の人に何分前に立ち見になりました？と尋ねると１０分前だそう。コーヒーさえ買わなければきっと間に合ったな。ニューヨーカーのように新宿の街をコーヒー片手に歩くはめになりました。片手を奪われたままＴＰのスニーカーを探したり、ババ色のトレーナーを試着したり。そうこうしているうちに、次の回の時間になっていたので、もう一度チャレンジします。

レ・ミゼラブル~サウンドトラック

レ・ミゼラブル。次の回は無事座って観ることができました。こんな映画をどこかで観たかったんだなあ、きっと。一氣にアン・ハサウェイファンになりました。ファーストシーンで色んなおじさんがちゃんとアップになっているところで、こ、この監督は人を人として見ている！と全面的に信頼します。退屈なゆるみの時間すら心地良い。手放しで素晴らしいと言う作品ではなく、また別の次元の大きさがある映画でした。それにしてもこのところのヘレナ・ボナム・カーターってたまらない、顔を見るだけで笑いたくなります。ＴＰは二度目になるのにこの映画に何度も誘ってくれたので観ることができました、よかった。

体調が良いって、すごいことですね。歩けるし、人混みでもイライラしない。何を見ても笑えるしラーメンを食べているだけで幸せ〜となる。ああ無情といえば子供の頃から何度も再放送で観た宮城まり子のコゼットの声、悲劇中の悲劇が恐ろしかったから観たくなかったのです。でも観て良かった。もし良かったらこの映画、観てみてく・だ・さ・い☆話しの種に。