憎まれっ子

monna88882014-05-08

もうひと袋のしめじは、ネットで検索してオイル煮にしてみました。たっぷりのサラダオイルと月桂樹を入れて、フツフツと湧いたら塩を振ってみます。我慢出来ずにお茶碗一杯ほどすくって味見したところ、目頭がジーンとした後で鼻がツーンとしました。子どもの頃、両親と弟と通ったスパゲティー屋さんのサラダに乗っていたしめじと同じ味だったからです。ただゆでただけかと思っていたけれど、オイル煮だったんだ。父は毎晩、家族に当たり散らしていたけれどそのスパゲティ屋さんに行くときだけは機嫌が悪くなかったからかも知れません。見栄っ張り!


先日の水曜日、定休日だったけれどゴールデンウィーク開けに出社したところ、どうやら代休をもらわねば損らしいと、め一杯働きに働き、残業に継ぐ残業、明日をお休みにしました。ヤッター


夜、TPパパから電話がありました。TPの伯父さんが亡くなったとのこと。お仏前の封筒の書き方から、金額、お伺いするタイミングまで伝授される。後ろでお母さんが少し喋ると、うるさい!それならお前が喋れと電話を替わる。お母さんと、お父さんが正しいね、お父さんが一番、そう大きな声で言った後でこっそり笑い合います。九州だから!お父さんは自分のお葬式のプランを何度も話してくれていましたが、これまでは家族葬だったはずが今日は直葬にすると言っていました。「門ちゃんたちが帰ってきたときはな、ワシはもう灰になっちょる」とのこと。お母さんと、そう言う人ほど長生きするねーと言い合ってまた、こっそり笑いました。直葬とは、病院から火葬場へ直行することだそう。TPパパはずっと40才になったら切腹すると言っていたらしいけれど、それから20数年経って、ここ数年は自分のお葬式のことをあれこれ考え続けているようです。