熱々の映画

monna88882016-03-29

RCからもらった、日本一の芸術家のアトリエの庭になった木の実を、ぽりぽりと食べています。殻を歯でパリッと割って、中の実を渋皮つきでポイッと口に放り込んでは、カシューナッツよりも淡い味わいを楽しんで。本当は殻をペンチや木の板でバリッと割って、軽く炒めたら美味しいんだそう。そう教えてもらったのに、このままでも十分においしいものだからついつい、パリッ、ポイッと食べてしまいます。

今日は、本当ならば合宿旅行の2日目。私は1日目で帰ってきたので、職場にひとりで出勤して、ひとりでおしごとをして、1時間半ほどしたらお腹がすいたので、早めのお昼ごはんに立ち食いうどんを食べました。もう帰っちゃおう。何ていいお天氣なんだろう。久しぶりの山手線。ノートパソコンを持ち帰って、新宿駅で降りて、スタバのテラス席でおしごとを進めていると、こんなに自由なはずなのに、おしごとの世界はどんどん新しいものが出て来ていて、20代の人ですら10代の人に危機感を持つほど流れが早いよう、恐ろしくてたまらなくなってきました。そんなところを、こうしてパソコンひとつ持って外でおしごとできる環境になりつつあるのに、これからこのおしごとを続けるには、勉強して、覚えて、工夫して、尋ねて、学んで、ありとあらゆることを吸収しなければいけないのでしょう。ぷるぷるっと震えながら、退社時間になったのでパソコンを閉じます。


野火 [DVD]

野火 [DVD]

野火。塚本晋也監督の映画を早稲田松竹で観ました。お風呂にも入ったし、シウマイも食べたし。夜の映画は久しぶりです。TPと早歩きで向かった映画館、お客さんは結構多い。塚本監督ならではのカメラを振り回すようなシーンになるまで塚本監督の映画だとは忘れて見入っていました。映画を観ながら、この映画に敬意を払うと強く思い、よくぞここまで、よくぞこんな世界を描いてくれたと尊敬します。要するに、熱い思いが熱々のまま、そして少し可愛く描かれていたと言うこと。熱々の映画に、焼け焦げたようになって映画館を出て、遠回りをしながら夜の街灯の下で、熱々の感想を言い合いながら帰りました。原作を読みたい。TPの明日の朝ごはんは何にしようかな。