第3回花見

TPが何日も前から楽しみにしていた第3回目の花見。いつもの「庭」にトーストしたパンにマヨネーズとハムを挟んだだけのサンドイッチを持ってでかけます。今日も年パスで待ち時間ゼロ、VIP待遇の入場です。

少し奥に入ったところ、桜が満開のベンチ、庭での朝食は最高です。どうぞ皆さん、私の「庭」を楽しんで、遠慮なく・・・と妄想して花に見とれていると、すぐ近くで「フキだー」という声がしました。振り返るとフキ畑。フキさん、ごめん!桜に見とれて。フキだって花を咲かせているじゃないか、しかもフキノトウがそのまま伸びただけの花が。もしかするとフキノトウがまだあるんじゃないかと根元を覗きましたが、さすがに見つけられませんでした。

先日の平日休みにTPがひとりで御苑に来た際、見つけたという「母と子の森」へ。今度門ちゃんと一緒に来ようと思ってその時は入らんやったなどと言っています、あま〜い!。

こんなところがあったのか!森そのもの、小川まで流れています。これからはここを私のお座敷にしましょう。

電車に乗って、八王子へ。

ネットで検索して見つけた、滝山城跡へ。駅前からバスに乗ります。

前の方の席に、いい感じの白髪混じりの女性がいらしたので隠し撮りします。ちょっと伸ばしてみるのもいいかも。25分ほどで、滝山城跡に到着、バス停前に前から行ってみたかった「ワークマン」があったので飛び込みます。5本指靴下、3足で680円だって!見て、キャップが498円!興奮して、TPはグレーの後ろがメッシュのキャップ、私は黒い布のキャップを買います。最初はカーキ色のものを買おうとしていましたが、TPが黒の方がいい、なぜならカーキは頭が膨張して見えるからとのこと、その場でデジカメで写真を撮ってもらって見比べてみると、あら本当、カーキ色のボーリング玉がこけしのように立っています。一生カーキの帽子は被るまい。

目の前の小山に上がります。勾配のきつい坂、近くを歩く若者が「こんなキツい思いしてまで花なんか見たくないよ!」とキレています。

登りきると、そこは桃源郷でした。いや桜源郷でした。

持参したシートを広げて、寝っ転がったり、うろうろと歩いて、花見客の弁当チェックをしたり、崖の上から下界を見下ろしたりします。草野球しているのが見える。この場所では、誰もが夢を見るような顔で、それぞれ好きな人数で、ふたり、ひとり、5人、ふたり、4人、ふたり、ひとり、5人、3人、みたいな構成で決して広くはない場所で、優雅に時間を過ごしています。

帰りのバスは、途中下車して道の駅に寄ってみます。一氣に現実に戻って、ネギ安っ!ワカメの試食旨っ!人参細っ!とたっぷり買い込んで、またバスに乗ります。

八王子に来て大正解やった、花もちょうど見頃、でもバス停前の巨大な敷地にイオンが建つって、何か憎たらしい。また電車に乗って帰って、は〜、明日もまた仕事か、でもがんばろ、そう思いました。