芥川賞ふたり

 

文藝春秋 2019年3月号

文藝春秋 2019年3月号

 

 文藝春秋 2019年3月号。芥川賞を買って読みます。まずはお楽しみの選評、やっぱり詠美と弘美が好き。特に詠美、キレッキレ。1R1分34秒、相性が良いのか、すべての行で笑います。ニコニコ。ニコニコしながら読み続けて、最終行でグッと来ます。鮮やか!そして、キッズ・リターンへのオマージュが美しい!ニムロッド、古い文体に驚きます。そして、孤独の底の寒い感じを体感します。確かに、どちらも芥川賞を上げたくなります。もし私が選考委員だったとしたら、の妄想の世界で。この世にはまだまだ読んでいない小説がぞっとするほどたくさんあるんだな、知らない作家も。

 

昼休み、おしごとに関係のあるネット試験に再挑戦します。ひとつめは合格。続けてもうひとつ、頭から湯氣を出しながら受験するものの不合格。問題の傾向はだいたいわかった、水曜日、ゆっくり再試験に挑戦してやるわ。待ってろよ。

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晩ごはんは、鶏胸肉のソテー、レンコン甘辛煮、具だくさんサラダです。どれもおいしい。サラダには手作りマスタードを混ぜます。酸味が効いていておいしい。私はレンコンが好き、本当に好き。芥川賞のボクシング小説を思い出して、時々グッとなります。次はどんな小説を読もうかな。