一物全体

お向かいの庭の木蓮は、満開です。

少しだけ仕事を進めてスッキリ、図書館へ行くと、蔵書コーナーには立ち入り禁止のポールとロープが張られています。予約本だけを、マスクをした図書館司書士さんが貸し出しています。今ごろ、ホームレスのおじさんたちはどこにいるんだろう。

cook

スーパーで、鶏手羽と大根を買って、家に帰って図書館で借りた本を読みます。そうそう、ごはんを作るってこういう感覚、激しく同意しながら読みます。途中で、こんなに食材をもらったり買ったりして大丈夫？後で苦しくならない？とか心の合いの手を入れながら。鬱々のときに、自分のためにごはんをつくる、その創造的な行動が身体を作っているのだから、作らない手はありません。 

ところで晩ごはんは、鶏手羽と大根のポトフ、我が家ではＴＰのアトピー対策として、ほぼ全ての野菜の皮をむかないので（一物全体？ここ２０年弱、症状が出ていない）、これまでも大根の皮をむいていませんでしたが、最近は野菜の皮に筋を入れて断裂させるグッズ、ネギーるをアスパラの根本の筋切り以外にも使いはじめてから、人生が変わりました。だって大根だって皮ごと煮込んでも、ほくほくに煮上がるようになったから！ネギーるを、大根の腰から足元に向けてシュッ、シュッとひとまわりさせて、輪切りにして、半月切りや四つ切りにして煮込むと、皮ごと違和感無く食べられます。大発見、わーい！ネギーるバンザーイ！

宮本から君へ [DVD]

ＴＰが図書館で借りてきたキネ旬のベスト１０を コンプリートしているのか、ＤＶＤを借りてきてくれて食後に観ます。熱量に圧倒されます。全てのシーンで、今、この瞬間でしかできないようなお芝居と、演出がお腹いっぱいになるほど続いて。観終わってからも、この映画の到達した何かについて、こちらも熱く語ったりします。感染！