貴重な味

職場でのウェルカムランチ。お店に向かいながらこっそりとMちゃんに「誰のウェルカムランチ?」と尋ねると「私も知らないんです。誰のでしょうね?」と言いながらお店へ。

今日は大人数です。

お肉が固いと言いながら、もぐもぐ食べて、ご近所の席のひとたちとお喋りしっぱなし。「何を喋ろう」とか「どう思われているだろう」を一切考えずに、喋ることができるように、なりつつあるのがうれしい。これが中年道なのだろうか、それとも環境がいいのだろうか。

家に帰ると、母から荷物が届きました。「煮物作ったからクール便で送った。あんたが忘れてったパンツも、ひんやり」

「ふくちゃんラーメン」ありがたい。

地鶏。賞味期限切れだけれど気にしない。

これは一体何だ?小包と言うよりも、母の要らないものを送ってきたな。

母の食料保存庫に、こっそり入れておいたカードが、送り返されて来ます。ふふふ。

実家のペンが、ことごとくインク切れで書けなかったので、私のイチオシペンを何本も買ってペン立てに入れていたところ、そのうちの一本が戻って来てしまいます。

どちらにしても、おかげで晩ごはんは何も用意することなく、母が送ってくれた煮物などで食べることができました。ほぼすべてをレンチンで暮らしている母にとっては珍しいことだ。貴重な、母の味。

ちっちゃくて安いナスも入っていました。これを使って、何を作りましょうか。