布巾燃える

1/29「忙しすぎて笑う。布巾燃える」と私は赤皮の手帳に書き残します。でっかい業務が4つあって、そのひとつひとつが全部急ぎで、それぞれ1つの狂いもなくまとめなければいけないから、仕事から帰ったTPがポッサムの鍋を温めようとして、その横に布巾があってそれが燃えてあわてて水に浸けて消火したとしても、それすら日常のワンシーンとして流れて行きます。だんだんと面白くなってきました。

あまりにも忙しいものだから、勤め先のビルにある本屋で小説を買って読みます。最初からミステリアスな展開に、バスで帰る時間がすっ飛んで消えるほど夢中になって読みます。