さよなら仙台

monna88882008-07-20

「昨日、今日、明日〜かわりゆくわーたし♪」


昨日の山寺で、素敵な女の人がいました。目がキラキラしていて、私がチェブの写真を撮っていると、「かわいいのがいる!それ、お猿ですか?」と爽やかな笑顔。女友達と3人旅行のようです。TPは自ら「良かったら写真、撮りましょうか?」と申し出て、カメラを預かっています。というのも、仙台に着いた瞬間から、TPは「すみません、シャッター押してもらえますか」と全ての観光地で頼まれ続けて、ついには自分から写真を撮って欲しそうな人にも、そうでない人にも申し出る体質に変わってしまったのでした。替わりばんこで私達もツーショットを撮ってもらいました。今回の旅で衝撃的だったのは、TPが預かったカメラ、約30機、すべてがデヂカメだった事!!!日本はいったいどうしたのでしょう。老若男女、全員がデヂカメ。我が家のカメラはガラスレンズが自慢のフィルムカメラ。フィルムの写真の方が、何十年も色があせないと思いますが。


仙台にさよならする日は、仙台の街をゆっくり散策しました。冷中華も食べたし、ずんだ餅も2回食べたし、楽天球場の雰囲気も味わえたし(涙)、牛タンも、仙台城跡からの絶景も、カモメの襲撃も、カメラマンTPも、全てが嘘みたいに過ぎて行きます。最終日、偶然見かけた「ナスカ地上絵展」に入って、名残惜しい氣持ちを脱ぎ捨てます。ナスカ、2000年前の土器が目の前に存在していても、実感がわきません。湿気が無いので完全な形で残っているそうです。3000年前の土器も、ふざけた形で目の前にあります。日常で使いたいような、面白い形。人間って、何千年経っても、あまり変わらないんですね。帰りのバスでは、周りの黄緑色が全部、ずんだの色に見えました。