私のお父ちゃんが、ついに上京しました。これから最短でも一年間は、前職場の下請け会社で働くのです。知り合いの知り合いの会計士さんが買った会社が、やっぱり会計士の片手間では無理と、父にお鉢が回って来ました。新宿から30分のところ、駅から歩いて8分。実際は東京物語・杉村春子の心境ですが、がんばって紀子になり、父を新宿へ迎えに行きました。京王線に乗って近くまで一緒に歩き、会社が見える手前で「もうわかるね」と別れたところ、父はズンズンと違う方向へ歩いて行ってしまいます。久々の猛ダッシュで追いかけ、「おとーうさーん!」と叫んで呼び戻します。先が心配。お昼に軽く食べた肉うどんで、「何の肉か?これは・・・」九州では肉といえば牛ですが、東京では豚。早速、文化の違いという洗礼を受けていました。
アマゾンで注文したものが2つ届きました。
アルコール依存症に関する12章―自立へステップ・バイ・ステップ (有斐閣新書)
- 作者: 斎藤学
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 1986/12/01
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谷内六郎カレンダー 2009 ([カレンダー])18〜9歳の頃でしょうか、本屋でHちゃんと見つけて、古めかしい絵に初めは冗談半分で買ってみたところ、氣がつけば二人して毎年のように購入しているカレンダー。めくる楽しみが満載の、素晴らしいカレンダーです。
「やっぱり、娘の近くにいたいのねぇ〜」と親戚たちは冷やかします。父の後ろ姿は、すっかりお爺ちゃんで、別れる時はどうしても涙ぐんでしまいます。