団体生活

monna88882009-09-25


東京駅、大丸の10階にある美術館へ。Rちゃんがくれたチケット、2枚目です。イタリア展と題して、ナポレオン特集でした。宗教画もたくさんあります。ユーモア満点なところが、神を描く時に重要なんだと思いました。キリストさんを後ろで支えている方の後光は三角!ナポレオンの頭像を抱えたナポレオンの子孫!中学生の時に、お友達が誘ってくれてナポレオンのデスマスクを見に行きました。今世紀最後と話題騒然でした。その時は西洋人は頭が小さいなと思っただけでしたが、何と今日、その死に顔に再び会えました。本当に、死んだ人の顔・・・目は落窪んで、頬もこけて、うっすら唇は開いていて。人は死んだら抜け殻になるんだ!


晩年の美学を求めて

晩年の美学を求めて

図書館で借りた曽野綾子の本。さ・す・が。人生に立ち向かうクールな姿勢は、グゥの音も出ないほど、完璧です。頼もしい姉のように、笑いながら読みました。老人ホームに入りたくはないけれど、団体生活こそが愛を与え合う最大の勉強になると知った曽野さんは、最後の修行にホームも良いのではと思ったそう。この東京という異常な人口密度の街で生きる時にも、励まされる言葉。忘れたくない本でした。