素泊まり5000円のホテル「大手」では、モーニングコールを頼むと、フロントの上品なオバさまが直接起こしに来てくれました・・・早朝なのに、いつ眠ってるんだろう。朝焼けの中、電車とバスをのり継いで上高地へ。ロシア映画のような風景に、一体何しにここまで来たか忘れそう。わたし、死んだんだっけ?というようなシンとした時間です。
馬みたい。 あちこちが、小川。 穂高岳の絶景に目眩が
2時間歩いて、神秘的な明神池へ ホテル清水屋の超高級カレー 安曇野へ
朝のバスが大正池に到着したときは、何だか夢の続きみたいでグラグラになりました。谷間をさかのぼると、次から次へと新しい景色が。沼、池、森、山、湿地帯、砂地、川、岩場、崖崩れ、草地、・・・2本の足で進むだけでも変化があるのに、お天氣によってどんどんと新しくなります。ついに明神池へ到着すると、あぁやっぱり私、死んだんだと勘違いするような色。また2時間歩いて、お昼を食べました。突然の雨、陶芸の先生がおすすめしてくれた帝国ホテルをひやかして、バスターミナルへ戻る途中、TPはお財布を拾って届けました。
今日の宿は安曇野。ネットでは素敵な古民家風宿だったのに、行ってみると簡易宿泊所だった「ごほーでん」、大浴場で冷えた身体を温めて、何も無い部屋でTPとお喋り。私はどうしても松本の美術館に入りたかったのに、時間切れで入れなかったことをしつこく嘆きました。