歌舞伎町、新宿東亜の地下の映画館。破れた椅子に当たらないよう、注意が必要です。映画「スペル」。原題は「私を地獄へひきずりおろして」とのこと。ホラーとコメディが愛おしいバランスで合体していて大満足でした。みんな小さく”こすい”。セットもよく見ると笑えるように不思議なものが配置してあります。あー、笑った。ありがとう、サム・ライミ監督。クライマックスのショボさも、何となく受け流してしまう。サム・ライミってその名前の響きで得している部分が大きいと思う。可愛いシーンのいくつかを、もう一度観に行きたい。
映画館がたくさん潰れて閑散とした歌舞伎町は、昼から夜へと移るにつれて、驚くほどの外国人観光客の方が集まっていました。中国、タイ、韓国、頭にショールを巻いて顔はアジア圏というのはどこの国だろう？街行くホストの中からイケメンが呼び止められ、写真に撮られています。ラーメン屋の豚の置物も撮影スポット、楽しそう〜！観光客率６０％の印象。こちらが歌舞伎町を観光しに来たかのような、旅氣分を味わえます。
