うずくまるお婆さん

monna88882011-01-26

休日出勤をしました。ルノワールでお昼、1時間たっぷりと本を読むことができます。タカシマヤのショーウィンドウに、可愛い洋服が。



2万4千円ですって!ビックリしながら、写真だけ撮っておくか、と写真を撮ってみました。


仕事帰り、地下鉄のエスカレーターを上がったところに、お婆さんがうずくまっていました。大丈夫ですか?と声をかけると私の手をギューッッと握りしめて、ちょっとお酒飲んじゃったと言います。そして、絶対に手を離そうとしない。長々と話しをしているうちに、ダンディーな紳士が声を掛けてくれ、一緒に家まで送って行くことに。帰りたくない、自分なんか死んだ方がいいと言うのを、紳士と交互にうなずき合い、励まし合いながらも、お婆さんは時々別の世界へ行ってしまいます。どこの劇団?私をどこかへ連れ去ろうとしれるんじゃないでしょうね!助けてー!大騒ぎした後、私も生きてていいんですよね、と泣き出したり。紳士の方とリズムを合わせて、3人で手をつないで歩く時間ったら、異次元に迷い込んだかのよう。何度も何度も、あなたたち誰!と叱られる、次の瞬間には声をかけてもらって有り難いと泣く、その同じ流れを繰り返しながら、近所まで行ったところでお婆さんは家を知られたくないからと言うので、解散しました。お婆さんからシミジミと、あなた本当に美人ねぇ、モデルになりなさいよと言われたのが、本日の収穫、うふふ!ホクホクしながら帰りました。ふふ、美人、だって・・・嬉しい。50分間も手をつないでいたんだもの、それくらいのリップサービスは、アリでしょう!