ご褒美

monna88882011-03-06

朝から、どっちにする?新宿で韓国の怖い映画か、渋谷で長い映画か、どっち?と言いながら、TPと渋谷へ行きました。副都心線を降りると、明治通。普段なら発狂しそうなセンター街を通りますが、今日は裏の方、ハンズ前経由でアップリンクへ行きました。ヤッター!いいルートを開発したー!渋谷も平氣になる、うれしい!


ヘヴンズ ストーリー

瀬々敬久映画群盗傳

瀬々敬久映画群盗傳

Qちゃんからも強くすすめてもらった映画、4時間以上あるのに、時間を全く感じなかった。大きなテーマに、誠実に答えたいという姿勢がハッキリと出ていた。犯罪被害者と加害者の物語はたくさん存在するけれど、この映画には人格がありました。映画の人格、本当はどの映画にもあるんだとハッキリわかった。最後、映画のメッセージを補うような、テーマを全部言っちゃうような歌詞入りの歌は、どうして誰か止めてあげなかったの!と思いました。でもその稚拙さも、映画の人格を高めていました。TPと熱を入れて語り合いながら帰ります。バベルの少し上手く行った感じやったね、ユリイカの本当版みたいやった、などと話したり。


それにしても、ヤフーレビューの低さ、あんまりです。冷たい熱帯魚なら受け入れて高い評価をするのに、この映画は貶めるだなんて。ひどい!


渋谷の裏ルートを開発できたことで、もっと映画館へ行けるかも知れない。それから、もっと心を開いて歩くことができるかも知れない。新しい感覚を得ました。人生と一緒ね!どこかに必ず抜け道がある、自分の選択で新しい道を歩ける、今日も楽しかった、ご褒美のようなありがたい一日でした。