白い玉

monna88882012-04-30

お勤め先で後ろの席のD君が、最近ミートソース作りに凝っていると教えてくれました。玉ねぎを飴色に炒める時間もいいし、娘のIちゃんも大好きだそう。そしてレンジでチンするパスタ容器が便利で革命的だと言うので、自転車に乗って買って帰ってきます。スーパーには無くキャンドゥにありました。レジでこちらは200円商品と言われて、えっ全部100円じゃなかったのかと驚きながらお金を払います。29歳D君いわく、加熱時間はレンジによって違うから工夫すればゆでたときと同じ仕上がりになるとのこと。本日第1回目は、加熱を2分も短めにしたのに沸騰しないままゆですぎに。メラメラ、2回目は熱湯を入れて加熱をうんと短くしよう。待ってろよ〜麺たち。そして、連休明けにはD君にミートソースの作り方をちゃんと教えてもらおうと思いました。


天頂より少し下って

天頂より少し下って

天頂より少し下って。図書館で借りました。最初の話しと最後の話しがとても好きだった。途中で出て来た話しの、短いシッポの生えたエイコちゃんに激しく憧れてたまらない氣持ちになります。あぁ、あたしにも短くてもいいからシッポがあれば誰かに触らせてあげられるのに!それでもあたしの尾てい骨にはシッポがもげたようにそこだけ皮膚感の違う部分がある、時々触ってはあぁここにシッポが生えていたはずなのにもげたんだ、いつもそう考えてため息をついています。


TPは早起きして、ひとりでフォントリアーを観ていました。じっくりと観終わってフォントリアー監督の映画の氣持ちが少しわかったと言うので、興味深く話しを聞いてみます。人を信頼していないから、これでもかこれでもかと痛めつける心理を感じたらしい。私はフォントリアーのエセ芸術家っぷりに同情を超えたうんざりを感じているので今後も作品を観ることはないけれど、人の感想を聞いて違う視点を仕入れることは生きる喜びのベスト3に入ります。


人生はオセロですね。ずーーっと黒が続いても、白い玉が置かれたらパタパタパタと真っ白になる。あの世からこの世に生まれようと決めた時の白は誰もが必ず持っているはずなので、白い玉の日さえあれば全てが白になるのが不思議です。今は黒続きだけど当たり前のようにそう思っています。ホークスは勝てないし、連休は終わるし、黒い玉をいまいましく眺めては部屋中に掃除機をかけて白い玉はどこかいな?と目を光らせています。