マキネッタとの再会

monna88882014-10-28

TPはイタリアにきて初めて熟睡できたと言います。窓から眺める朝の出勤風景、ミラノの人たちもがんばっているんだな。宿のおかみさんが簡単だけど朝ごはんがあるわよと、コーヒーとパンを用意してくれました。ロビーに泣きはらしたような顔の女性が立っています。宿の人らしい。不安定なのかな?嫁姑問題かな?娘かな?爪を噛んでモシャモシャの髪で遠くを見ていました。
 
空港行きのバスまで少し時間があったので、地下鉄で、途中で乗り換えようとした駅で切符が弾かれたので断念して上に上がってみるとまたドゥオーモがそこにあります。もう一度目に焼き付けているうちにふと、エスプレッソやかんの店が目に入ってきました。そうだ、昨日はツタヤカードだったからダメだったけれど、旅行保険付きの丸井カードならと再チャレンジすると無事にお買い物できました。日本に帰ったらこのマキネッタでエスプレッソいれて飲もうと考えるだけで元氣が出ます。


お世話になった家族経営の宿を後にして、ミラノ駅からバスで30分、空港も2つあるのでまたアタフタ。出発ゲートでは誰もがボーッと日本行きの顔、恐ろしく高いチョコレートを買っている日本人の人や、目を伏せてソファーに座り込んでいる日本人の人たち。ようやく乗り込んだ機内では、TPの隣の女性が「何日間の旅行だったんですか?」と大きな声で尋ねてくれました。お互いに話しをしてみると、全く同じ日程、全く同じ飛行機だったことがわかります。彼女はドリンクサービスでイタリア人のキャビンアテンダントさんに向けて「あかわいん、赤ワイン!」としっかり伝えています。長い夜。元氣女性は足にモコモコの何かを装着し、首枕をしてマスクをかけ完全装備。ミニーちゃんのスウェットワンピースが動きやすそう!ドリンクを最後尾までもらいに行って、グビグビと飲んで乾燥対策です。グウグウ寝て、起きて軽食食べて、またうとうとして、映画みて、また機内食食べて。いつの間にか夜は明けています。いよいよ日本に着くんだ。