ひとりぶんの、ごはん

monna88882015-08-26

魂の洗濯日、平日休みの水曜日。晩ご飯の残りのカレーと、0.5合だけ鍋で炊いた、炊きたてご飯がお昼ごはんです。

旅する胃袋

旅する胃袋

旅する胃袋。角田光代エッセイに出てきて面白そうだと図書館で予約した本を読み耽りました。心の中のことばかりを文字にするのは案外簡単なのかも知れない、実際に体験したことだけを文字にすることもそうでしょう、この本にはその中間の、ちょうど良いキャラメルのような完璧なものがギッチリと詰まっていました。今後、美味しいものに出会ったら必ずその出どころと作り方を尋ねよう、そう固く心に誓います。

カタツムリが食べる音

カタツムリが食べる音

タツムリが食べる音。旅行中に何らかのウィルスで突然、自分の身体中のミトコンドリアが活動停止してしまった人の書いたエッセイを、図書館で借りました。寝たきり生活の中、おともだちが庭で見つけた野生のパンジーとカタツムリがセットになった鉢植えを置いて行きます。カタツムリなんて!?と誰だって思うでしょうに、著者も同じようにカタツムリをあたしに!?と思いながら、寝たきりの自分と、夜行性のカタツムリ、ただ動いて、食べて、眠るだけの生活を重ねて、心の底から励まされるというお話しです。こんなに素敵なお見舞いがあるだなんて、絶対に忘れたくないと思った本でした。カタツムリは、封筒でもメモ紙でも、やすりのような歯でガジガジと食べて穴をあけてしまうそうです。

娚の一生。DVDで観ました。台詞とか部屋とか素敵で面白い映画でした。それなのに途中で、あくびが出たり、早く終わらないかなーと思ったりします。メリハリがないから?主役ふたりのお芝居がとっても好きで、もし我が家に突然、トヨエツが住み着いたらどうしよう!そう考えてテンションを上げながら観終わります。ごはんは私が作って、トヨエツにはお掃除をお願いしようかな…


自分のためだけに、0.5合の米を炊いたってのが良かった、残りご飯でもなく、炊きたてのお米ってところが。小鍋に洗ったお米と適当な水を入れて火をつけて沸騰させると、あっと言う間にご飯は炊きあがります。小学生の頃、校庭での飯ごう炊飯体験でゴリゴリ小石のようなご飯を食べたことを思えば、大人はそれほど誤ったことをしないもんだな、毎晩鍋でごはんを炊くようになって、そう思ったりしました。