食べたことのないみかん

monna88882016-02-18

今日はもう残業しないで帰りました。八百屋で、長崎の柑橘がたくさん入った大入り袋400円を、中国の人がサッと買って帰ったのを見て、真似して買って帰ったものを剥いて食べてみると、あっさりしたおいしさ。何だろう?夏みかんよりも味は薄いし、ぽんかんじゃないし、あっさりしていて酸っぱくもないし、何のみかんだろう?見知らぬものを買って食べることは、生きる喜びのひとつです。

且坐喫茶

且坐喫茶

且坐喫茶。日曜日、英会話カフェの帰り、どこでお茶しようかと話して一度行ってみたかった出版社の元倉庫を改装したカフェに連れていってもらって買った本を、おつとめの行き帰り、行き帰り、行き帰りで読んでいましたが今日は最後の数ページで、改札をくぐる前に涙がじわー、ポロッとこぼれて拭いながらパスモをかざして帰ってきました。お茶は音楽、お茶は世界、お茶は宇宙だということがちゃんと書いてあります。茶道に通う年月、その中で人が生まれたり死んだりしたことも、まるで我が身を削られるかのよう。濃茶のような表紙の色と手触り、赤い漆のような朱色の帯。すぐにでも、お抹茶を口に含みたくなります。ふくふく。