不安なこと、ないですか?

今日は小池さんとの打ち合わせ。私とKちゃんのつたない説明でも小池さんがすぐに理解してくれること、私たちの仕事に対して敬意を払ってくれていること、その仕事を数年単位でアジア全支社に広げるという目標を示してくれたこと、などなど、小池さんの評価は今のところ高い。でも、小池さんが出社する前に全体ミーティングがありましたよ、どうやら毎週月曜にあるみたいですよ、そう教えるとえっと驚いて、知らされてなかった、ありがとうございます、とのこと。世話が焼けるわ!


昼休み、次の会議まで時間がなかったので近場の高級?中華料理屋に駆け込んで、小池さん、Kちゃんと3人でランチ。店内に入った瞬間、3人ともおいしそうな匂いがする〜!と盛り上がります。最寄り駅や、前職のこと、どうして今の会社に入ったのかなど、探り探りです。お会計のとき、小池さんがおごってくれることになったけれど決してスマートではないので、私もKちゃんもアワアワ、その分いつもの2倍はお礼をたっぷり言って、Kちゃんなど次は私がおごりますね、などと言っています。

急遽、元の社長が個人面談を入れてくれました。このところ急な動きが色々あって、急に上司も変わって、何か不安なことないですか?と聞かれたので、話しをとてもよく汲み取ってもらえて、3人で仲良くやっています、目標も示してもらって、やりがいがありそうと答えます。良かった〜と安心してくれる元社長。・・・でも、頭では新しい流れを楽しもうとしているんですけど、眠りが浅くて、ふっと不安になるなどと言います。元社長は、わかります、でも雇用条件も今のまま変えないで下さいってことは自分からも強く伝えているし、これからはチームごとの目標も明確になるのでかえって昇給しやすい、仕事の分量が多くなったら人を雇うことも考えているから安心してください、とのこと。買われた会社は辛い運命になりがちだと思っていたけれど、今のところ元の会社の同僚の人たちともかえって結束力が高まったし、新しい職場の人たちも積極的に情報交換してくれようとしているのを見ると、面白みが出てきました。いつまで続くかわからないけれど、今は自分の中に仕事の力を蓄えて行こう、最悪、いつか首になったって、力があれば何とかなる。きっと、何とか生きて行けるでしょう。


明日から26日まで、お休みをもらいます、オーストリアチェコですって、ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いしますと頭を下げて、お休みの間のお仕事をKちゃんに引き継いでもらって、経理のSさんにもダブルチェックしてもらって、営業の男の子たちにもその間のことを共有して、氣をつけていってらっしゃーいと手を振ってもらって帰ります。

本当はヨーロッパは少しだけ恐ろしい、だって白人ばっかりだから。文化が違うし、移民の人たちとの軋轢や、色んなことで生じているだろうその国の人たちの攻撃性がちゃんと把握できていないから。日本なら突然キレられても平氣、そういう人ね、と流せるから。知らない人たちの中は恐ろしい。でも必ずどの国も、やっぱり行って良かった、そう思えるから恐ろしさを脇に置いて、無の境地でリュックを背負って出かけます。ぞっとするほどの長い時間、飛行機に乗って。


今回は中欧なので、ドライヤーも携帯用湯沸かし器も置いて行きます。その分、荷物は軽くなりそう、リュックもクタッとなっています。