アピチャッポン・ウィーラセタクン

昼、TPが珍しく「冷やし中華食べたい」と言うので中華料理屋へ行きます。私はザーサイと豚肉の担々麺。TPが冷やし中華を食べ終える頃、私の担々麺が来ました。冷やし中華を食べ終えても箸を置いていないようなので、器をもらってTPに担々麺を分けてあげます。お椀いっぱいの担々麺を食べてもなお、TPの目はうつろだったので、もう一杯分けてあげます。やがて小籠包がきて、TP4個、私2個。TPくいしんぼ。

 

今夜は、映画を2本観に行く予定だから、エアコンをつけて涼しい部屋で昼寝をします。グウグウ眠って起きて、バスに乗って映画館へ。

 

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督。ブンミおじさんの監督です。この監督の名前がどうしても覚えきれない。アピチャッポン・ウィーラセタクンアピチャッポン・ウィーラセタクンアピチャッポン・ウィーラセタクン、ポスターを見ながら何度も口に出して練習します。アピチャッポン、だけは何とか覚えられました。

世紀の光 [DVD]

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 1本め。田舎の病院の、外に広がる田んぼに、やっぱり何かが落ちてきました。プッと吹き出して笑います。時間も場所も超えて繰り返し営まれる人生、スクリーンを見ているようで、自分の人生が透けて見えます。

 

2本め。「真昼の不思議な物体」、自分の生い立ちを泣きながら話す移動式の魚&魚醤屋の女性に、アピチャッポンさんらしき監督は、作り話でもいいから物語を続けてくれと言います。その物語が映画となって、また別のひとたちに語り継がせて・・・。何度も吹き出して笑いました。TPなどのけぞって大笑いしています。最後だけ「長げーよ!」とイラッとしながら、それでも笑って、ふわ~っとした氣分で歩いて家に帰りました。

Metaphors [HEADZ219]

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 映画館のカウンターにあるのを見た瞬間から、絶対に買って帰るだろうとわかっていたCDを買って帰ります。教授絶賛らしい。帰って早速聴いてみます。私も大絶賛。

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商品がどれも大量生産で新鮮なものが少ないからあまり好きではないスーパーに寄って、さしみこんにゃくを買います。私はさしみこんにゃくが好きだから、2つ買ってやります。辛子酢味噌で食べるんだ、辛子とお酢と味噌をねりねりして。

 

やっぱり映画はいいなー、人生がひっくり返ったような氣持ちになるな。何がいいって、まだお休みが残っているってところが、いいなー!