ぺろぺろ

 アマゾンで買った中古本を読みながら出勤します。火口のふたりの主役の女性のインタビューを目にして、この本を繰り返し読んでいるとあったので。本当、藤山直美ってへんです。へんって、褒め言葉です。

わたし、へんでしょ?

わたし、へんでしょ?

 

今日はサイコさんとの面談でした。このところ、注意しても治まらない勤務中のダブルワーク、どの業務にも難癖をつけて結局やらない、発言だけは第一級でお手上げ状態だったので、じゃあ何ができるのか、何なら文句言わずにやり遂げてくれるのかを検討すべく、人事の権限を持つだろう上長にも参加してもらって面談に臨んだところ、言いづらいんですけど転職しようと思って、と言うので私は「ヤッター!」とは声に出して言わず、「残念です」とも嘘になるので言わずにいると上長が、理由はトリプルワークを会社が認めなかったことですかと尋ねています。いえ、それもあるんですけどそれだけじゃなく色々、とのこと。サイコだけにすすめてもらっていたはずのプロジェクトについて、私が引き継ぐと言うと、いえ引き継ぎすることは何もありません、検索すれば出てくる程度のことしかしていません、とのこと。この意地悪なひととも、もうお別れだと思うとうれしくて急に空が晴れたような氣持ち。ただお給料は支払っているだけのことはしてもらってから、辞めてもらおうと思います。上長はさすがに、今までやっていたことだけでも箇条書きにしてちゃんと残してと言ってくれています。

 

帰り道、サイコに振り回される私も私だよ・・・とまる子の口調で独り言をつぶやきます。とにかく私はなめられがち。家ではこんなに強氣?な内弁慶なのに、外では借りてきた猫のようにビクビクして、自分の手足をぺろぺろなめているだけのチキンだからでしょうか。どちらにしても私は、強運なんだと思うことにします。ぺろぺろ。